技法研究

宮崎県高校美術部会実技講習会での技法
(2)


2日目



脱蝋

鋳型焼成


地金溶解
(ピューター)

鋳込み


型出し


仕上げ


 2日間という限られた短い時間でできる限り簡単に蝋型の鋳物を作るために、肌を石膏で取ること、真土を使い鋳型の外を包んだこと、地金にピューターを使ったことが大きな特徴です。

 石膏を使ったのは、初めての方でも容易に扱えることと、石膏が固まってくれるので次の作業に移るのが早くできるということです。
 真土で包んだのは、鋳型焼成時に炭の直火に入れることができること、鋳型の強度的なことです。
 地金はピューターを使いましたが、時間と手間があれば、鋳型温度に気をつけて、ブロンズも流すことが可能です。ピューターの場合は鋳型を常温まで下げます。

 鋳型の技法的には簡単に言えば、真土式蝋型鋳造の肌土を耐火石膏に変えただけです。



参加者の作品

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